こんにちは。
最近まで腰痛と戦っていたおっさんです。
皆さんももぎっくり腰の経験がありますか?
ぎっくり腰を治すときに湿布を貼ると思うんですが、その考えはおかしい?と昔から思ってたことがあるので今日は湿布のことで書いてみます。
腰痛に苦しんだ私の実体験からの指摘です。
慢性の腰痛の方にも通じる考え方だと思います。
ぎっくり腰(急性の腰痛)発症初期は冷湿布
ぎっくり腰になった瞬間はものすごい激痛ですよね。
動かなくても苦痛でかなりしんどいと思います。
急性の腰痛初期はまずは安静にすることが第一です。
ストレッチとかして伸ばしてはダメです。
傷ついている筋繊維を伸ばすことになり悪化します。
これは私の実体験に基づいた事実です。
そして炎症を抑えるために冷湿布を張ります。
ここまでは皆さん一緒だと思うんです。
初期の炎症が収まってきたら温湿布?
私も初期の激痛がちょっとましになってきたら温湿布に切り替えました。
炎症が収まってきたら幹部を温めるほうが効果的だと聞いたからです。
温湿布はあくまで温感湿布なので温めるわけではないですが気分的に暖かい方が好きだからです。
ここで「腰痛を抑えるのに温めるのはおかしい」「冷やした方が効く気がする」って言ってた人がいました。
冷シップのほうが炎症にひんやりして気持ちいいってのはあると思いますがこの考えは間違ってます。
(ちなみに冷シップも冷感シップなので冷やしているわけではないです。)
そもそも湿布は痛み止めで腰痛を治すものではない
市販のシップでパッケージに表にフェルビナク〇%とか書いてますが裏の成分表見てください。
大体経費吸収型鎮痛消炎剤って書いてませんか。
つまり痛み止めです。
血行促進剤なども入っていて直りを早くしてくれるという効果もありますが、あくまで痛み止めです。
私も昔は痛いときはずっと湿布貼っていましたが治すことには効果がありませんでした。
腰痛に最も効果的なことは温めること
昔整体の先生に「そもそもぎっくり腰で腰が炎症しているということは体を治そうとしている事、炎症をむやみに抑えるのは逆効果」と言われました。
これは、その通りでした。
よく大量の湿布をお医者さんが渡してくれますが、炎症を抑えるのはいいことはないらしいです。
本当は初期段階の痛みが耐えられない時以外は湿布を貼るのは治すのにはNGな行為です。
私は急性の炎症が収まったらむしろ患部を温めて血行促進し、固まった筋肉を柔らかくするした方が治りました。
つまりホッカイロ貼った方がよっぽど効果が高いんです。
今回も私は痛み止めとして1週間くらいは湿布貼ってましたが、炎症が収まってきたらホッカイロも一緒に貼りました。
ちなみに私が今回やったことは下記のとおりです。
- 初期段階は痛いので冷シップ・温湿布で乗り切る
- 炎症が収まってきたらホッカイロで温める。また、無理がない程度にストレッチ・電動マッサージャーで体をほぐす。走らない程度に意識して動く。どうしてもまだ痛いならホッカイロと湿布両方使う。
- ぶら下がり健康器具で腰を伸ばす
- 痛みが徐々にましになってきたら懸垂とか腰に負担をかけずに上半身を鍛えられる筋トレ
これで治りました。
まとめ
「湿布を貼ったら腰痛に効果がある気がする」という人がいますが、湿布はあくまで痛み止めです。
湿布は腰痛自体の治癒には効果が薄いです。
ただ、痛くても動かないといけない時には湿布は痛み止めとして本当に有効です。
湿布=痛み止め
腰痛改善=自己治癒
が腰痛に若いころから腰痛に苦しんだ私の結論です。
特にちょくちょく整体に行っている人がいると思いますが。
整体の先生も筋肉を一時ほぐすことはできますが、根本の治癒はそれだけじゃ難しいです。
再発防止のための運動やストレッチをしないと何時までも通い続けなくちゃいけなくなりますよ。
腰痛になったら腰痛に向き合いましょう。
それが一番早く腰痛を治す方法だと私は思います。
では